7月13日、岩見沢市まなみーるにて、親鸞セミナーを開催しました。

講師は納棺師の山田麻以さんと苫小牧市正光寺住職 吉井直道さんにお越しいただきました。
「いのちのゆくえ~納棺師のわたし~」をテーマにお話しいただき、32名のご参加をいただきました。

前半は山田さんのお話。ご自身の人生や納棺師という役割を通して感じたこと、大切にしていることを聞かせていただきました。いのちのゆくえについては、「どうなるかは全然わからないが、わからないからこそ他の方の死を通して自分のゆくえを考えていくことの大切さを感じている」とのことでした。

後半は山田さんと吉井さんの対談形式でのお話。吉井さんの質問や疑問から、納棺師や生死について深堀し、大変貴重な時間となりました。最後に吉井さんからは、一般的な生死(せいし)と仏教における生死(しょうじ)についてお話をいただきました。

また当日会場には、岩見沢市内の葬儀社である公益社さんのご協力をいただき、本物の棺を展示させていただきました。じっくり見る機会も少ない本物の棺に皆さん興味津々でした。